ASD夫との結婚生活がしんどい。カサンドラにならないために私がやめた3つのこと

ワーママの日常

うちの夫は、ADHD+ASDです。

結婚生活の中で、私が一番しんどかったのは「察してくれない」こと。

今日は、そのしんどさとどう向き合ってきたか、私の体験を書こうと思います。
同じように悩んでいる方に、少しでも届けばうれしいです。


「気づいてよ」と思っていた日々

私はどちらかというと、あれもこれも目について、なんでもやってしまうタイプです。

後回しにするのが嫌で、家事もため込まないように、どんどん進めたくなる。
その結果、家事のほとんどを自分ひとりで抱え込んで、いつも忙しくしていました。

精神的にも、体力的にも、どんどん追い詰められていく。

そんな私の横で、のんきに自分の支度だけをしている夫。
それを見るたびに、腹が立っていました。

「目の前でこんなに息を切らして働いているのに、どうして手伝おうとしないの?」
「子どもの支度も、掃除も、洗濯も、料理も、買い物も、自分には関係ないと思ってるの?」

何度も、何度も、そう思いました。


カサンドラっぽい状態だった頃

「大丈夫?」と夫に聞かれて、つい意地を張って「大丈夫」と答えてしまう。
そうすると夫は「ふーん」と、そのままほっておく。

それがすごく悲しかった。

私は、「大丈夫って言っても、本当は強がってるかもしれない」と、相手の言葉の裏を読みます。
だから、それを相手にも求めていた時期がありました。

SNSで「いつも気にかけてくれる優しい旦那さん」みたいな投稿を見ると、うらやましくなる。
「どうしてうちは、気持ちに寄り添おうとしてくれないんだろう。私がダメなのかな…」

そう落ち込んで悲しくなったり、逆に「なんで分かってくれないの」と腹が立ったり。

カサンドラ症候群という言葉があります。
パートナーとの間で気持ちが通い合わず、孤独感や心身の不調を抱えてしまう状態のこと。
あの頃の私は、たぶんそれに近かったんだと思います。


やめたこと①:察してもらおうとするのをやめた

(夫が「察する」のが苦手な理由については、こちらの記事にも書いています。)

でも、ある時気づきました。

夫は、言葉にして一つひとつ事細かに伝えないと、分からない人なんです。
だから、「察してやってほしいな」と願っても、それは無駄なんだ、と。

仮に私の異変に気づいて「大丈夫?」と声をかけてくれたとしても、
私が強がって「大丈夫」と答えたら、言葉の裏を読むことはできないので——

「そっか、じゃあいっか」で終わってしまう。

「そっか、じゃねーよ!」と突っ込みたくなりますが、そこは仕方ない。
それが夫の特性だから。

だから私は、察してもらうのを期待するのをやめました。


やめたこと②:強がるのをやめた

夫たちの前では、正直が一番なんです。

待っていても、助けてはくれない。
でも、「助けて!」と言えば、絶対に助けてくれる。
なんなら、細かく指示を出せば、その通りに完璧にやってくれる。

つまり、私が強がって「大丈夫」と言ってしまうことが、すれ違いの原因だったんです。

助けてほしいときは、強がらない。
ちゃんと「助けて」と言う。

それだけで、ずいぶん変わりました。


やめたこと③:一人で抱え込むのをやめた

家事も気持ちも、全部自分で抱え込むのをやめました。

やってほしいことは、きちんと言葉にして伝える。
ロマンティックではないけれど、そのほうが意図が伝わって、家事育児がぐっとスムーズになりました。

そして何より、私自身が楽になったんです。


「期待」を手放したら、楽になった

振り返ると、私は相手の感情を勝手に求めていたのかもしれません。

「こう思ってくれないなんてひどい」と感じていたけれど、
相手にこちらの理想を押しつけていたという意味では、私こそ身勝手だったな、と今は思います。

相手を変えようとするのではなく、伝え方を変える。
期待するのではなく、言葉にする。

そうやって少しずつ、肩の力が抜けていきました。


私を助けてくれたこと

カサンドラっぽい状態から抜け出すために、私が続けたことがあります。

①同じ境遇の人のブログやSNSで対処法を学ぶ

「あ、うちだけじゃないんだ」と思えるだけで、心が軽くなりました。

②発達障害について本を読んで知識を深める

相手を理解しようとすると、「これが難しいなら、こうすればいい」という解決策が見つかるようになりました。

特に、東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、私にとって出会えてよかった一冊です。発達障害のある方の内側の世界が描かれていて、衝撃的で、相手を理解する大きな助けになりました。

③専門家(メンタルクリニック)に頼る

一人で解決しようとせず、通院して話を聞いてもらうようにしました。
「ここは我慢するところじゃないよ」「ここは伝わりにくいから、こうしてあげて」とアドバイスをもらえることで、夫をより深く理解できるようになったと思います。


まとめ:相手を変えるより、関わり方を変える

ASDの夫との暮らしは、「察してくれない」とのたたかいでした。

でも、察してもらうのを期待するのをやめて、強がるのをやめて、一人で抱え込むのをやめたら——
ずいぶん生きやすくなりました。

夫は、悪気があって気づかないわけじゃない。
ただ、そういう特性なんだと理解できたとき、私の心も少し穏やかになりました。

しんどいときは、一人で抱えないでください。
本を読む、誰かに話す、専門家を頼る。
あなたの心を守ることを、どうか後回しにしないでくださいね。

同じように悩んでいる方に、少しでも届けばうれしいです。


うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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