ASDの子が癇癪を起こす前兆6つ。爆発前に気づいて防ぐ方法

発達障害

「また癇癪が始まった…」

爆発してから気づいても、もう遅い。

泣き叫んで、暴れて、何を言っても聞いてくれない。

でも、癇癪には必ず「前兆」があります。

この前兆に気づければ、爆発する前に防げる。

私も最初は気づけませんでした。でも5年以上、次男の癇癪と向き合ってきて、「あ、これやばいな」ってサインがわかるようになりました。

今日は、ASDの次男が癇癪を起こす前に見せる6つの前兆と、その時にやってはいけないこと、効果的な対応方法を紹介します。


次男の癇癪の前兆6つ

次男が癇癪を起こす前には、必ずこんなサインが出ます。

①言葉が出なくなる

普段は話せるのに、急に言葉が出なくなります。

何か聞いても返事がない。

うなり声しか出ない。

「あ、今何か嫌なことがあったな」ってわかる瞬間です。

②顔の表情がこわばる

顔がカチカチに固まります。

笑顔が消えて、無表情。

目も虚ろになって、何かに耐えてる感じ。

③顔を隠す

両手で顔を覆って隠します。

「見たくない」「聞きたくない」って拒否してる状態。

この時点で、もう限界が近いです。

④縮こまってまるまる

体を小さく丸めて、縮こまります。

床にうずくまったり、椅子の下に潜り込んだり。

「消えたい」って思ってるのかもしれません。

⑤髪の毛を引っ張る

自分の髪の毛をギュッと引っ張ります。

ストレスを自分にぶつけてる状態。

これが出たら、かなり追い詰められてます。

⑥隠れる

机の下、ソファの裏、カーテンの中。

どこかに隠れて出てこなくなります。

「一人にして」「放っておいて」のサイン。


やってはいけない対応:「どうしたの?」と聞くこと

前兆が出たとき、私は最初こう聞いていました。

「どうしたの?」 「何があったの?」 「なんで隠れてるの?」

でも、これが大間違いでした。

なぜ「どうしたの?」がダメなのか

前兆が出ている時、子供の中ではもう嫌なことが始まっています。

でも、その嫌なことをどう言葉で表現したらいいのかわからない。

だから:

  • 言葉が出なくなる
  • うなり声しか出ない
  • 丸まって隠れてしまう

その状態で「どうしたの?」と聞かれても、わからないことを聞かれてるんです。

本人としては: 「分からないことを聞かないでよ!」 「でも嫌なんだ!」 「どうしたらいいかわからない!」

さらに追い詰められて、癇癪が爆発します。

私の失敗談

私も最初の頃は、理由が知りたくて:

「どうしたの?」 「何があったの?」 「なんで隠れてるの?」

畳みかけるように聞いて、地雷を踏んでいました。

冷静に考えれば、追い詰められた子をさらに追い詰めて、とどめを刺しているようなものですよね。


正しい対応:まず安心させる

今は、前兆が出たときにこう対応しています。

ステップ①:まず安心させる

「ママが話を聞くから大丈夫だよ」

この一言だけ。

質問はしません。

ただ、「大丈夫」って伝えます。

これだけで、次男の体の力が少し抜けます。

ステップ②:落ち着くまで待つ

焦らない。

急かさない。

ただそばにいる。

落ち着くまで、じっと待ちます。

ステップ③:具体的に聞く

少し落ち着いたら、今度は**「どうしたの?」ではなく、具体的に**聞きます。

  • 「嫌なことがあったのかな?」
  • 「しんどいのかな?」
  • 「何か困ってることがある?」
  • 「けんかしちゃった?」
  • 「手伝ってほしいことがある?」

こう聞くと、次男は:

「うん、嫌だった…」

ポツリポツリと、自分の言葉で返事をしてくれます。


「どうしたの?」と「嫌なことがあったのかな?」の違い

❌「どうしたの?」

  • 漠然としすぎてる
  • 何を答えればいいかわからない
  • プレッシャーになる

✅「嫌なことがあったのかな?」

  • 具体的
  • Yes/Noで答えられる
  • 選択肢がある

質問の仕方を変えるだけで、子供の反応が全然違います。


前兆に気づくためのコツ

①いつもの様子を観察する

普段の次男を知っておくことが大事。

普段と違う動き、違う表情、違う声。

「あれ?いつもと違うな」って気づけるようになります。

②小さなサインを見逃さない

爆発する前には、必ず小さなサインがあります。

  • ちょっと動きが止まる
  • ちょっと表情が変わる

この「ちょっと」に気づくことが大事。

③記録する

「どんな時に癇癪が起きたか」を記録すると、パターンが見えてきます。

  • 疲れてる時
  • お腹が空いてる時
  • 予定が変わった時

パターンがわかれば、予防もできます。


まとめ

次男が癇癪を起こす前に見せる6つの前兆:

  1. 言葉が出なくなる
  2. 顔の表情がこわばる
  3. 顔を隠す
  4. 縮こまってまるまる
  5. 髪の毛を引っ張る
  6. 隠れる

前兆に気づいたら、絶対にやってはいけないこと:

「どうしたの?」と聞くこと

正しい対応:

  1. まず「ママが話を聞くから大丈夫だよ」と安心させる
  2. 落ち着くまで待つ
  3. 具体的に聞く(「嫌なことがあったのかな?」など)

癇癪は、爆発してからでは遅い。

前兆に気づいて、爆発前に防ぐ。

これができるようになると、親も子も、ずっと楽になります。

同じように悩んでいるママ、一緒に頑張りましょうね。


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