子どもの癇癪に悩んでいるママへ。「どうすればいいの?」と検索してたどり着いてくれたなら、少し安心してください。私も同じところにいました。
うちの子の癇癪、こんな感じでした
次男はASDと診断されています。
強いこだわりと高い理想を持っているため、自分の思い通りに物事が進まないと癇癪を起こすことが多いです。一度スイッチが入ると、気持ちの切り替えに時間がかかり、なかなか落ち着いてくれません。
さらに厄介なのが、**「タイムラグ癇癪」**とでも呼ぶべきもの。
その日その場で起きた出来事だけが原因とは限らないんです。かなり前の出来事が、突然「あの時嫌だった!!」とよみがえって、今起きたことのように癇癪が始まることがあります。最初はわけがわからなくて、本当に途方に暮れました。
でも、試行錯誤を重ねて、うちの子に効いた対処法が見えてきました。
対処法① やりたいことにとことん付き合う
「それって時間かかるんじゃ…」と思いますよね。わかります。でも、急がば回れなんです。
癇癪を起こして手がつけられなくなってからの対処の方が、結果的にずっと時間がかかります。
ある日、息子と出かけたときのこと。エスカレーターで右足から乗りたかったのに、左足から乗ってしまいました。息子は「もう一度戻って乗りなおしたい」と言い出しました。
面倒くさいな、急いでるのに…
正直そう思いました。でも、戻って乗りなおしたら、息子はすっきり納得して、その後はスムーズに目的地まで行くことができました。
こだわりを無理に止めるより、付き合ってしまった方が早い。それがうちの結論です。
対処法② 無理に褒めず、気持ちに寄り添う
「すごいね!」「じょうずだね!」
大人はついこう言ってしまいます。でも、これが逆効果になることがありました。
息子はお絵描きや工作が大好き。でも本人の中に高い理想があります。自分の出来に納得できていない時に「じょうずだね」と言われても、本人にとってはうれしくないどころか、迷惑な言葉でしかないんです。
私も失敗したことがあります。出来に納得できていない息子に「じょうずだね」と声をかけたら、「全然上手にできなかった!!」と泣き叫んで、手がつけられない癇癪に。
それからは、まず本人の感想を聞くようにしました。
「どう思う?」「うまくできた?」
本人の気持ちをしっかり受け止めてから、そのあとに言葉をかける。それだけで、ずいぶん変わりました。
対処法③ 「正しいお母さん」ではなく「この子のお母さん」になる
具体的なテクニックではないかもしれません。でも、くじけそうになるたびに私が思い出している、一番大切なことです。
世の中には育児の情報があふれています。
夜は何時までに寝かせなければいけない。テレビは何分まで。食事はバランスよく。
どれも正しいことだと思います。でも、ASDやADHDを持つ子どもの育児は、一辺倒にはいきません。
私も「正しい子育て」をしなければと必死になって、うまくいかないたびに「なんでできないんだろう、私が悪いのかな」と自分を追い詰めていました。
でも、ある時気づきました。
多くの子どもに正解でも、我が子に正解かはわからない。
一番優先すべきは、子どもとお母さんの笑顔だと、私は思うようになりました。育児書ではなく、我が子を見て子育てをする。「正しいお母さん」ではなく、「この子のお母さん」になる。
それに気づいてから、少し楽になりました。
最後に
癇癪の対処法は、子どもによって全然違います。うちに効いたことが、あなたのお子さんに効くかはわかりません。
でも、一つだけ言えることがあります。
毎日向き合っているあなたは、すでに十分頑張っています。
完璧じゃなくていい。今日もなんとかなってます。
朝の支度中に癇癪を起こして困っている方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
→ [発達障害の子どもの朝の支度、私が試した工夫へのリンク]


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