児童(こども)発達センターって?
児童発達センターは、地域ごとに呼び名が違っているようで、こども発達センターや発達支援センター、療育センターなどと呼ばれています。
療育というものをやる場所で、発達に遅れがある子どもたちに向けて、幼稚園のようにみんなで何か一つのことを行って、集団生活を学ぶところです。
行ったきっかけ:限界だった私が、勢いで訪問
次男が2歳の終わりごろ、私の中で育てにくさが限界に達していました。
きっとこの子は発達障害なのではないかと感じ始めたタイミングで、たまたま通りがけに児童発達センターの看板を発見しました。
とにかく、なんでもいいから助けが欲しくて。勢いでそのまま訪問してしまいました。
(本当は多分、検診で指摘されて紹介されるという流れが一般的だと思います。なので予約が必要だったのかもしれません。)
最初に行ったとき:面談と子どもの様子を見てもらった
最初に行ったときには面談をして、どんな悩みがあってどうなってほしいかなど、細かく先生とお話をしながら子どもの様子を見ていただきました。
どんなところ?幼稚園のような集団生活
幼稚園のようにクラスが年齢によって分かれていて、集団でみんなで工作や体操、リトミックやお散歩などをして楽しみながら、集団生活を学びます。
幼稚園と違うのは、親も一緒に通うこと。子どもの様子を常に隣で見ることができます。
どんな先生がいる?いろんな専門家がチームで
次男が通っていた発達センターの先生は、いろんな部門の方がチームで関わってくれていました。
例えば、支援員(保育士・児童指導員)、臨床心理士、作業療法士など。
週に3日通っていましたが、クラスに担任の先生と副担任の先生の2人が常にいてくれるので、安心して通うことができました。
行く前の不安:ついていけるかな…
行く前は、いろいろ不安でした。
手もつなげないし、他人に興味ないし、嫌なことは絶対やらない次男。集団で大丈夫かな。
そのころ次男は、同じ年代の子どものことをお友達と認識していませんでした。なにをしてくるかわからない敵とみなしていたので、ほかのお友達に迷惑かけないかな。ついていけるかな。友達に興味を持って遊べるのかな。
そんな不安でいっぱいでした。
通い始めは大変だった:予想通り、ついていけない
案の定、通い始めはお友達が自分のテリトリーに入ってくると威嚇したり、癇癪を起こしたり。
やりたくないリトミックは、音がかかった瞬間に教室から抜け出す。お友達と遊ぶなんて全くありませんでした。
むしろ「自分を邪魔してくる敵がいる!来るな!」みたいな目で見ていました。
でも、周りも同じだった:あたたかく見守ってくれた
でも周りの子も、同じような困りごとを抱えて通っています。
先生もあたたかく粘り強く見守り、指導してくださいました。
生まれて初めての、追いかけっこ
通い始めて2か月目くらいのこと。
生まれて初めて、同じ年代の子と追いかけっこをして遊ぶことができました。
たまたま次男の前をお友達が歩いていて、次男がついていくと、前にいたお友達がにこにこ笑って少し走り出しました。
その様子を見て次男も楽しくなって、二人でぐるぐる同じ場所を回りながら追いかけっこをして遊んだんです。
偶然のできごとでした。でも、これがいい体験となったようで、その日から療育に通うたびに追いかけっこをして遊ぶようになりました。
お友達を誘ってやり始めるということはできなかったので、毎回偶然に始まるものでしたが。
それでも、成功体験の一つだと、親としてはとてもうれしかった記憶があります。
偏食の息子にも、いい刺激だった
偏食の息子にとって良かったのは、お弁当の時間がたまにあったことです。
ほかの子がどんなものを食べているのか、息子自身が見て、おいしそうに自分が普段食べないものを食べている姿を見て、刺激を受けることができました。
(ただ、それを見て食べてみるとかは一切なかったですが笑)
行ってよかった:止まっていた世界が、動き出した
行く前は様々な不安もあり、確かに不安通り通うのは大変でした。
でも今、幼稚園生活を送っている次男を見ていると、先の見通しが立たないことが不安な彼にとって、あの療育生活があったから集団生活に入園前から体験することができ、幼稚園に通うことができているのではないかと感じます。
そして、私自身も変わりました。
自分一人で抱えていたころに比べると、外に出て同じ悩みを抱えているお母さんたちと出会えたこと。助けてくれる人が身内以外でもいるんだということがわかったこと。
外に出て助けを求めることで、止まっていた世界が動き出したように感じました。
悩んでいるなら、まず行ってみてほしい
療育ってなんだろう、発達センターってなにするんだろう、ついていけるかなと悩んでいるなら、まずは行ってみたらいいと思います。
ただ、ついていけなくてもいいと思います。
次男も、ついていけることとついていけないことがありました。でも、それも経験です。そしてそれを受け入れてくれる環境があります。
偶然、できなかったこともできるようになるかもしれない。
自分たちだけで孤立してしまわないように、ぜひ一歩踏み出してほしいです。


コメント