「起きて」
「起きてよ」
「もう時間だよ!」
毎朝、同じことの繰り返しでした。
何度声をかけても起きない。
カーテンを開けても起きない。
やっと起きたと思ったら、癇癪。
そのまま幼稚園に行くのが大変になる。
毎朝、戦争でした。
今日は、ASDの子の睡眠問題と、試行錯誤して見つけた対処法を紹介します。
次男の睡眠の様子
夜
- 21時就寝(20時半には眠そう)
- 寝つきはそんなに悪くない
- でも、眠りが浅い
- 夜中に何度も起きる(すぐまた寝る)
- 寝言がとても多い
- だいたい怖い夢にうなされている
- うなされると、手足をバンと動かす
- 寝ながら泣いていることもある
- 寝相が激しい
朝
- なかなか起きられない
- 声をかけるだけじゃ起きない
- カーテンを開けても起きない
- 何度も起こすと癇癪になる
- 癇癪になると幼稚園に行くのが大変になる
昼間
- 一度起きてしまったら昼間は元気
- 朝がとにかく弱い
なぜASDの子は睡眠が乱れやすいのか
ASDの子は、睡眠に問題を抱えやすいと言われています。
① 感覚過敏で眠りが浅くなりやすい
音や光、温度など、些細な刺激で目が覚めてしまう。
眠りが浅いから、夜中に何度も起きてしまう。
② 不安が強く悪夢を見やすい
ASDの子は、不安を感じやすい特性があります。
その不安が睡眠中にも出てきて、悪夢を見やすくなります。
次男も、毎晩のようにうなされています。
③ 体内時計が乱れやすい
ASDの子は、体内時計のリズムが乱れやすいと言われています。
朝起きられない、夜なかなか寝られない、という悩みを持つ子が多いです。
毎朝の癇癪が一番つらかった
睡眠が浅くて、朝起きられない。
そこまでは仕方ないと思っていました。
でも、一番つらかったのは毎朝の癇癪でした。
何度も起こす。
→ 次男が怒る。
→ 癇癪になる。
→ 幼稚園に行くのが大変になる。
→ なんとか連れて行く。
→ 私もぐったり。
この繰り返しが、毎朝続いていました。
試した対処法
① 21時までに布団へ
20時半には眠そうにしているので、21時までには布団に入るようにしました。
眠たいタイミングを逃さないことが大切です。
② 朝はカーテンを開けて自然光を浴びせる
朝、まずカーテンを開けて自然光を浴びせます。
自然光は体内時計をリセットする効果があります。
「起きなさい」と声をかける前に、まずカーテンを開ける。
これだけでも、少し起きやすくなりました。
③ 好きな音楽をYouTubeで流す
これが一番効果がありました。
次男の好きな音楽をYouTubeで流す。
すると、「起こされている」という感覚から、「興味があるから目が覚める」という感覚に変わりました。
朝の機嫌が、少し良くなりました。
④ 寝室の温度・湿度を整える
子供の寝室の温度は20〜24℃が快適と言われています。
意外と低く感じるかもしれませんが、エアコンで温度調整して夏でも長袖を着るのがいいとされています。
ただ、次男は夏は半袖がいいと言うので、26〜27度くらいを保っています。
温度だけでなく、湿度も大切だと感じています。
エアコンの除湿機能を活用したり、布団乾燥機をこまめに使って快適な環境を整えています。
⑤ 寝室の電気を調整する
次男は暗いのが怖いため、寝る直前までは豆電球をつけています。
寝たなと思ったら、すべての電気を消して真っ暗にしています。
⑥ 寝る前に「今日の良かったこと」を聞く
夢は、日中の出来事を脳が処理する過程で見ると言われています(※諸説あり)。
だから、寝る直前に楽しいことを思い出せるように、「今日はどんないいことがあったの?」と前向きな質問をしています。
楽しい気持ちで眠りにつくことで、少しでも悪夢が減ればと思っています。
大事なのは「起こされる」から「自分で起きる」へ
無理やり起こすと、癇癪になる。
でも、好きなものがあると、自分から起きようとする。
ASDの子には、「やらされる」より「自分からやる」の方がうまくいくことが多いです。
朝の起き方も同じ。
「起こされる」ではなく、「自分で起きる」きっかけを作ってあげる。
それが大切だと感じています。
まだ完璧じゃない
正直、まだ毎朝完璧にうまくいくわけではありません。
機嫌が悪い日もある。
癇癪になる日もある。
でも、以前よりは確実に良くなっています。
同じように悩んでいる人へ
ASDの子の朝の起き方で悩んでいる人へ。
無理やり起こすのは逆効果になることがあります。
好きなものを活用して、自分から起きるきっかけを作ってあげてください。
音楽でも、テレビでも、好きなキャラクターでも。
その子が「起きたい」と思えるものを見つけることが大切です。
焦らず、少しずつ。
一緒に、前に進みましょう。
まとめ
ASDの子の睡眠問題:
- 眠りが浅い
- 夜中に何度も起きる
- 悪夢にうなされる
- 寝ながら泣くこともある
- 朝が弱い
- 起こすと癇癪になる
対処法:
- 眠たいタイミングを逃さず布団へ
- 朝は自然光を浴びせる
- 好きな音楽を流して自分から起きるきっかけを作る
- 寝室の温度・湿度を整える
- 寝室の電気を調整する
- 寝る前に「今日の良かったこと」を聞く
「起こされる」から「自分で起きる」へ。
好きなものを活用して、朝の癇癪を減らしましょう。
同じように悩んでいる人へ。
一緒に、前に進みましょう。

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