ASDの子が友達できない。自分から話しかけられない息子に親ができること

「幼稚園でいつも一人ぼっち。さみしい」

次男がそう言った時、胸が締め付けられました。

友達を作りたい気持ちはある。

でも、どうすればいいか分からない。

誘われたら嬉しくて、嬉しすぎて走り回って逃げてしまう。

相手の名前も呼べない。

一緒に遊んでいても、「その子は△△くんの友達」という認識で、自分の友達だとは思えない。

今日は、ASDの子が友達を作るのが難しい理由と、親ができることを書きます。


次男の友達関係の様子

自分から話しかけられない

次男は、自分から友達に話しかけることができません。

特別仲のいい子じゃないと、遊び始めることもできない。

相手の子から遊びに誘ってもらうと、なんとか遊べることもあります。

でも、嬉しくて走り回って、結果逃げてしまったり。

恥ずかしさと嬉しさが混ざって、うまく表現できなくて空回りしているなという印象があります。

幼稚園ではだいたい一人

幼稚園では、だいたい一人で過ごしています。

クラスに友達が一人いて、たまに遊ぶ。

その子が他の子を連れてきて、一緒に遊ぶこともあります。

先生が気にかけてくれて、たまに声をかけて友達と引き合わせてもらっています。

幼稚園の先生も、次男が一人で黄昏ていることを心配していました。

特定の子とは仲良くできる

クラスにコミュ力の高い友達が一人いて、その子ととても仲良しです。

でも、その子は多くの友達がいる人気者なので、幼稚園ではあまり一緒に遊べないそう。


「友達」の概念が分からない

次男には、「友達」という概念がまだよく分かっていないようです。

一緒に遊んでいても、相手の名前を呼べない。

「今日遊んでたお友達、何て名前なの?」と聞くと:

「○○ちゃんだよ。○○ちゃんは△△くんの友達だよ」

自分の友達ではなく、他の子の友達という認識。

これは、自分に自信が持てないことが大きいんじゃないかと思っています。

どこまで仲良くなったら「友達」と呼んでいいんだろう。

相手は自分のことを友達だと思ってくれているんだろうか。

そんな不安から、自分の友達と呼べないのかもしれません。

でも、相手から名前を何度も呼んでもらえると、安心してこちらも名前が呼べるようになってきました。

「あなたのことを友達だと思ってるよ」というサインが積み重なることで、少しずつ自信がついてくるのかもしれません。


被害者妄想でトラブルに

ASDの子には、被害者妄想がある場合があります。

次男もそうです。

  • 遊具で混んでいて少し押されただけで「押してきた」
  • 「早くして」と言われただけで「怒られた」
  • 足を踏まれただけで「わざとやった」

わざとじゃないことも勘違いして、落ち込んでしまいます。


親ができること

① 療育で友達との関わりを練習する

療育では、友達との関わり方を練習しました。

  • おもちゃの貸し借り
  • 名前を聞く練習
  • 一緒に遊ぶ練習

「友達との関わり方」を、安全な場所で練習することが大切です。


② 少人数で遊ぶ機会を作る

幼稚園の大勢の中では難しくても、少人数なら遊べる。

公園で他の子と遊ぶ機会を作りました。

少人数から始めて、少しずつ慣れていく。


③ 先生に相談する

幼稚園の先生に相談して、友達と引き合わせてもらいました。

先生の力を借りることも大切です。

一人で抱え込まずに、相談してみてください。


④ 慣れるまで待つ

相手から名前を何度も呼んでもらえると、安心してこちらも名前が呼べるようになる。

慣れるまで待つことも、大切なこと。

焦らず、少しずつ。


⑤ 幼稚園以外でも友達と遊ぶ機会を作る

幼稚園以外でも、同じ年頃の友達と遊ぶ機会を作る。

慣れた場所、少人数なら遊べる。

「友達と遊ぶのは楽しい」という経験を積み重ねることが大切です。


今の次男

クラスに1人、とても仲のいい友達ができました。

その子が他の子を連れてきてくれるおかげで、少しずつ遊べる子が増えてきました。

安心できる関係になってからは、相手の子の名前も、小さな声ですが呼べるようになってきています。

少しずつ、確実に成長しています。


同じように悩んでいる人へ

ASDの子が友達を作るのは、簡単ではありません。

でも、できないわけじゃない。

時間がかかるだけ。

療育で練習する。

少人数から始める。

先生の力を借りる。

慣れるまで待つ。

幼稚園以外でも遊ぶ機会を作る。

少しずつ、少しずつ。

「一人ぼっちだよ、さみしい」と言っていた次男も、少しずつ友達ができてきました。

焦らず、一緒に前に進みましょう。


まとめ

ASDの子が友達できない理由:

  • 自分から話しかけられない
  • 「友達」の概念が分からない
  • 被害者妄想でトラブルになる
  • ASD

親ができること:

  • 療育で練習する
  • 少人数で遊ぶ機会を作る
  • 先生に相談する
  • 慣れるまで待つ
  • 幼稚園以外でも遊ぶ機会を作る

時間がかかるだけで、できないわけじゃない。

焦らず、少しずつ。

一緒に、前に進みましょう。

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