「もしかして、夫も…?」
そう思い始めたのは、次男に発達障害の診断がついてからのことでした。診断の説明を受けながら、私の頭の中にはなぜか夫の顔が浮かんでいました。
劇的な「気づきの瞬間」があったわけではありません。日常のあちこちに散らばっていた小さな「おや?」が、次男の診断をきっかけにひとつひとつつながっていった感じです。
忘れ物が多い
「これを忘れたら終わりでしょ」というレベルの大事なものを、何度も忘れます。家を出発したあとも何度も取りに戻ってくるのはしょっちゅうです。私も何度、こっそり夫の職場に忘れ物を届けたことか…😅
注意力が散漫
「かばんとベルトを持ってこよう」と目的を持って2階のクローゼットへ向かったはずが、途中で観葉植物が目に入り水やりを始め、目的を忘れて1階に戻ってきます。これが毎日繰り返されます。
本人も「なんで決めたことを最後まで実行できないんだ」と自分に苛立っています。
職場でも、書類作成中に声をかけられたり席を立ったりすると、さっきまでやっていた作業を忘れてまったく別の作業を始めてしまいます。あちこちに「作業途中」の仕事が点在し、上司に叱られることも多かったようです。
毎日の薬が飲めない
処方された薬を毎回飲み忘れます。「朝・昼・夜、いつ飲んだかわからない!昨日飲んだかな…ええいまとめて飲んどけ!」と最後は投げやりになってしまいます😂
ルーティンワークや単純作業が苦手
退屈すぎて、大切な会議でも居眠りしてしまいます。上司と1対1で話していても気づいたら眠っていた、なんてことも。逆に不安が募ってパニックになり、就業中に過呼吸になったこともあります。睡眠障害も疑って入院検査しましたが、そちらは問題なしでした。
「普通」に見えるから気づかれにくい
若いころは「発達障害」という言葉に馴染みがなく、障害がある人というと見た目でわかりやすい特徴があるものだと思っていました。でも夫のように、一見「普通」に見える人が、幼いころから日常生活で人より多くの困りごとを抱え、なんとなく生きづらい日々を送っていることがあります。
ADHDは投薬で症状が落ち着き、日常生活が楽になるケースがあります。「できないこと」に目を向けてつらい思いをするのではなく、原因を正しく把握して特性と向き合うことが大切だと思っています。何が苦手で、何をサポートすれば楽になるか、何が得意かを、本人だけでなく家族や職場・学校が理解して支え合えたら、どんなに素晴らしいだろうと日々思っています。
ADHDは「強み」でもある
実はADHDには有利な面もあると感じています。様々なことに関心を持ち、考えるより先に行動できます。物事は行動しなければ何も変わらないのですから。
夫は関心のあることにとことんのめり込む傾向があります。初対面の通りがかりの人にも急に話しかけて仲良くなってくることも😄 その行動力は本当に感心します。成功する人は行動する人だと、夫を見ていてそう思います。
おわりに
これは夫の悪口でも愚痴でもありません。ただ、同じように「もしかしてうちの夫も…?」と思っているママがいたら、少しでも参考になれば嬉しいです。一人で抱え込まないでください。あなただけじゃないですよ😊
夫の診断までの詳しい経緯や、ASDとADHDの併発について、こちらの記事で書いています。
→ [夫もASDだった。気づいたのは次男の診断がきっかけでしたへのリンク]


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