「なんでわかってくれないの?」
「なんで何度言っても忘れるの?」
「なんで共感してくれないの?」
夫と喧嘩するたび、そう思っていました。
昔は、月に1〜2回は大きな喧嘩をしていました。
でも、夫がADHDとASDだとわかってから、私の考え方が変わりました。
勉強して、ASDの脳の仕組みを理解するようになってから、喧嘩の頻度も減って、質も変わってきました。
今日は、ASDの夫と喧嘩になるパターン5つと、私が学んだ対処法を紹介します。
ASDの夫と喧嘩になるパターン5つ
① 何度言っても忘れる
「来週の土曜日、義実家に行くからね」
そう伝えても、当日になって「え?聞いてない」と言われる。
何度言っても、忘れる。
最初は「ちゃんと聞いてないからだ」と思っていました。
でも、夫に言われました。
「返事をしても、その時は興味もないし緊急性もないから頭に入っていない。スマホのスケジュールに入れるのを確認するところまでしてほしい。出発時間は、直前にもう一度アナウンスしてほしい」
頭に入っていないらしい。
② 共感してくれない
「今日、仕事でこんなことがあって、すごくしんどかった」
そう話しても、夫は「それはこうすればよかったんじゃない?」と解決策を提示してくる。
共感してくれない。
「ただ話を聞いてほしいだけなのに」
そう思っていました。
でも、夫に言われました。
「相手の気持ちになって考えることが、仕組み的にできない。同じような経験をしていても、寄り添って相手の望むような声かけや行動を予測してすることは、自分にはできない」
はっきり言われました。
③ 正しさへのこだわりが強すぎる
「さっきはこう言ったよね」 「ここはこういう言い方をしたから、それでは矛盾している」
相手の間違いを見つけると、徹底的に攻撃してくる。
感情的な私と、論理的な夫。
話がかみ合わない。
④ 空気を読まない
家族や友人と出かける予定があるとき。
時間がないのに、いつまでたっても自分のペースを乱すことなく、自分の支度をする。
「急ぐ気はないの?」 「どうして家族の支度はやらずに、自分のことだけやるの?」 「そして、なんで慌てないの?」
空気を読まない。
⑤ 夜更かしする癖がある
睡眠障害を疑うくらい、急に昼間寝たり、平日仕事から帰ってご飯を食べたらとりあえずソファで寝落ちする。
「帰ってすぐお風呂に入ってからご飯にしたら、とりあえずあとは寝るだけになって楽だと思うよ」
そう提案すると:
「ご飯は絶対先に食べる!」
ルーティンを崩すことをしたがらない。
私が学んだ対処法
① 何度言っても忘れる → スケジュールに入れたか確認するところまでする
言われた通り、予定はスケジュールに入れたかどうか確認するところまでするようにしました。
「スケジュールに入れた?」
そう確認する。
そうしたら、以前より把握してくれるようになりました。
これは、私が言った証拠にもなるからやった方がいいです。
② 共感してくれない → ASDの脳の仕組みだと理解する
昔は、「なんでわかってくれないの?」と悲しくなったり、夫をひどいと思っていました。
でも、勉強するにつれて、それはASDの脳の仕組み上、どうしようもないのだと知って、理解するようになりました。
「共感してほしい」と期待しても、夫にはできない。
だから、期待しない。
期待しなければ、傷つかない。
③ 正しさへのこだわり → ASDの性質だと受け入れる
正しさへのこだわりも、ASDの性質上、仕方がないので受け入れるようにしました。
ただ、これは相手のことを私が理解したいと思って勉強した結果です。
勉強して知ろうと思わなければ、いつまでたっても誤解して「ひどい人」と思ってしまっていたんだろうなと思うと、学ぶことって大事だなと思います。
ASDの夫の良いところ:嘘がない、信頼できる
ASDの夫は、共感してくれない。
正しさにこだわる。
でも、裏を返せば、嘘がないということです。
夫は、お世辞を言わない。
建前を言わない。
感情に流されない。
だから、とても信頼できる人間だと、私は夫のことを思っています。
職場の悩みや人間関係の問題があるとき、共感はしてもらえなくても、私は必ず夫に相談します。
なぜなら、夫は感情論ではなく、問題に対して「じゃあどうする?」の解決に一番近い答えをくれるからです。
「大変だったね」「つらかったね」
そういう言葉は、夫からは出てきません。
でも、「それはこうすればいいんじゃない?」という具体的な解決策を、必ず出してくれます。
それが、私にとってはとても助かっています。
④ 空気を読まない → これもASDの特性だと理解する
空気を読まないのも、ASDの特性。
「なんで急がないの?」と怒っても、夫は理解できない。
だから、具体的に伝える。
「◯時に出発するから、◯時までに支度を終わらせて」
そう伝えると、わかってくれます。
⑤ ルーティンを崩したがらない → 無理に変えようとしない
ルーティンを崩すことが、ASDの人にはストレス。
「お風呂が先の方がいいよ」と提案しても、夫には受け入れられない。
だから、無理に変えようとしない。
夫のペースを尊重する。
喧嘩は減った?
昔は、月に1〜2回は大きな喧嘩がありました。
今もたまに喧嘩をしますが、その都度きちんと相手と向き合って、細かいところまで話し合って、何が問題なのか深掘りしていくようにしているため、かなり頻度も減って、質も変わってきました。
一番大事なこと:学ぶこと
ASDのパートナーと暮らすのは、正直しんどいです。
「なんでわかってくれないの?」
そう思うことは、今でもあります。
でも、ASDの脳の仕組みを学んだことで、理解できるようになりました。
「これは夫が悪いんじゃない。脳の仕組みの問題なんだ」
そう思えるようになってから、喧嘩が減りました。
学ぶことって、大事です。
同じように悩んでいる人へ
ASDのパートナーとの喧嘩で悩んでいる人へ。
まずは、ASDのことを学んでみてください。
本を読む、ネットで調べる、専門家に相談する。
理解することで、見え方が変わります。
「ひどい人」じゃなくて、「脳の仕組みが違うだけ」。
そう思えるようになったら、少し楽になります。
一緒に、前に進みましょう。
まとめ
ASDの夫と喧嘩になるパターン5つ。
- 何度言っても忘れる
- 共感してくれない
- 正しさへのこだわりが強すぎる
- 空気を読まない
- ルーティンを崩したがらない
対処法:
- スケジュールに入れたか確認する
- ASDの脳の仕組みだと理解する
- 性質だと受け入れる
- 具体的に伝える
- 無理に変えようとしない
そして、ASDの夫の良いところ:
- 嘘がない
- 信頼できる
- 具体的な解決策をくれる
一番大事なのは、学ぶこと。
ASDのことを理解することで、喧嘩が減りました。
同じように悩んでいる人へ。
一緒に、前に進みましょう。

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