ASDの子が幼稚園行き渋り。「頑張ってる証拠」と言われて変えた朝の対応3つ

発達障害

うちの次男(ASD・6歳)は、幼稚園への行き渋りがあります。

毎朝、そして毎晩。
「幼稚園行きたくない」と半泣きになるんです。

最初はぐずぐず言っているだけ。
でもだんだん癇癪みたいになってきて、制服に着替えるのを一旦拒否する。
文句を言いながら、しぶしぶ着替える。

そんな朝を、毎日くり返していました。


「なにが怖いの?」と聞いてみたら

「幼稚園、怖い」と言う次男に、「なにが怖いの?」と聞いてみました。

最初はうまく答えられません。
でも、時間をかけて聞いていくと、ぽつぽつと理由を話してくれました。

  • 偏食が強くて、給食で食べられないものばかり。みんなと違うのが嫌だ
  • 友だちがいなくて、一人で遊んでいるのが嫌だ
  • ママがいないのが嫌だ

ひとつひとつ聞いて、胸がぎゅっとなりました。

小さい体で、こんなにいろんなことを抱えて、毎日通っていたんだなあ、と。


個人懇談での、予想外のひとこと

幼稚園の個人懇談のときのことです。

私は内心、「幼稚園でも先生たちを困らせているんだろうな」と思っていました。
家であんなに大変なんだから、園でもきっと…と。

でも、先生の言葉は予想外でした。

「幼稚園の集団行動を見ていて、困っていることはないですよ」

え?と思いました。

先生は続けて、こう言いました。

「ただ、おうちの様子を聞くと大変そうなので…幼稚園での我慢が、おうちで出ちゃってるのかなと思います」


「頑張ってる証拠」だったんだ

その言葉を聞いて、ハッとしました。

確かに次男は内弁慶なところがあります。
外で遊ぶとき、よその子に遠慮して、自分のやりたいことを我慢している姿を見ることもある。

園では、めいっぱい頑張っている。
気を張って、我慢して、いい子で過ごしている。

その反動が、家で出ていたんです。

行き渋りも、癇癪も、文句も——全部、外で頑張っている証拠だった。

(ちなみに、あとから家で「あのとき嫌だった」と文句を言っているのを見ると、ちゃんと自分の中で処理しようとしてるんだなあと、ちょっと笑ってしまいます。)


わが家で効果があった、朝の工夫3つ

先生の言葉をきっかけに、わが家で工夫していることを3つ紹介します。

①とにかく睡眠時間をしっかり確保する

これが一番大事でした。睡眠が足りないと、朝のぐずりが格段にひどくなる。
早寝を徹底するだけで、朝の機嫌がだいぶ変わりました。

②前日の夜から、次の日の「楽しみな予定」を伝える

「明日は〇〇があるよ」と、楽しみを前もって伝えておく。
ASDの子は見通しが立つと安心できるので、前の晩から予告しておくのが効果的でした。

③お迎えの時間を伝えて、見通しをつける

「〇時にお迎えに行くからね」と具体的に伝える。
「ママは必ず迎えに来る」「あと〇時間がんばればいい」という見通しが、不安を和らげてくれました。


やってしまった、逆効果だったこと

逆に、失敗もありました。

ある日、「今日は早くお迎えに行けそう」と伝えてしまったんです。

でも、仕事でトラブルがあって、お迎えがかなり遅くなってしまった。

その日の次男は、「もう明日から幼稚園行かない」と。

これで痛感しました。

ASDの子に、不確実な予定を伝えてはいけない。

「〜できそう」「たぶん」みたいな曖昧な約束は、守れなかったときの反動が大きい。
見通しを大事にする子だからこそ、確実なことだけを伝えるべきだったんです。

それ以来、「確実に守れること」だけを約束するようにしています。

(同じように「気持ちに寄り添う」ことで変わった、スイミングのエピソードはこちらの記事に書いています。)


まとめ:行き渋りは、頑張りの裏返し

行き渋りがあると、「うちの子、大丈夫かな」と不安になります。
私もずっとそうでした。

でも、先生の言葉で見方が変わりました。

行き渋りは、外で頑張っている証拠。
家で出る癇癪や文句は、安心できる場所だからこそ出せる感情。

そう思えるようになってから、朝のバトルも少しだけ穏やかに受け止められるようになりました。

睡眠をしっかり、見通しを伝える、確実なことだけ約束する。
わが家ではこの3つで、ずいぶん楽になりました。

同じように毎朝がんばっているお父さん、お母さんに、少しでも届けばうれしいです。


うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました