発達障害の兄弟ゲンカ。小児科の先生に教わった親の正しい介入の仕方

うちには二人の息子がいます。

長男はADHDグレーゾーン、次男はASD。
仲がいい兄弟なんですが、よくケンカします。

そして毎回、私が間に入って仲裁しようとしていました。
でも、全然うまくいかなくて。


ケンカのきっかけは、いつも「好き」からはじまる

うちの兄弟ゲンカのきっかけは、だいたい決まっています。

長男が次男に、アドバイスや指摘をする。

長男は次男のことが大好きで、失敗してほしくないという気持ちがとても強い。
だから、よかれと思って口を出す。

でも次男からしたら、それは求めていない言葉なんです。

なんでお前に言われなきゃあかんねん!

次男にとって長男は、大好きな遊び相手であり、理解者であり、仲間。
そんな大切な存在から叱られるみたいなことをされると、ものすごく嫌なんです。

同じことを親が言っても癇癪にならないのに、長男が言うと即癇癪になる。
それは、次男にとって長男が「特別な存在」だからなんだなあ、と気づきました。

愛しているからこそ、ぶつかる。
なんか、そういうことなんですよね。


毎回介入していたころ

以前の私は、ケンカが始まるとすぐに飛んでいきました。

「やめなさい!」
「何があったの!?」
「どっちが悪いの!」

二人に説明を求めて、どちらが何をして悪かったのかを聞き出そうとしていました。

でも、全然うまくいかなかった。

次男の癇癪はさらにひどくなるし、長男はめそめそ泣き出すし。
二人ともそれぞれの感情に浸っていて、話が全然進まない。

仲裁しているつもりが、火に油を注いでいただけでした。


先生に教わった「正しいタイミング」

そんな話を小児科の先生に相談したとき、こう教わりました。

「ケンカの最中は、半分も聞いてもらえないよ」

感情が高ぶっているときは、言葉が届かない。
頭では聞いていても、心は全然受け取れていない状態なんだと。

だから正しいタイミングは、ほとぼりが冷めてから

ケンカ中は安全だけ確保して、あとはそっとしておく。
落ち着いてから、話を聞く。

それだけでいい、と言われました。


褒めてから、さらっと指摘する

もうひとつ教わったのが、話を聞くときのコツです。

いきなり「あのときこうだったよね」と指摘から入らない。
まず褒めてから、さらっと指摘する

「さっき〇〇なところはよかったよ。でもこの部分はどうだったと思う?」

そういう順番にすると、子どもは心を開いて聞いてくれやすくなるんだそうです。


ほとぼりが冷めてから話したら、変わった

実際にやってみたら、本当に変わりました。

ケンカ中に割り込むのをやめて、落ち着いてから話を聞くようにしたら——

二人とも、ちゃんと話してくれるんです。
落ち着いて、自分の言葉で。

よくなかったことも、自分から認めて反省する。
「あのときこうすればよかった」と、自分で気づいてくれる。

あんなに毎回グチャグチャになっていたのが、嘘みたいでした。

タイミングが全てだったんだな、と思いました。


まとめ:ケンカ中の介入は、逆効果だった

子どものケンカに親が介入するのは、当たり前のことだと思っていました。
すぐに止めなきゃ、すぐに解決しなきゃ、と。

でも発達障害のある子どもたちにとって、感情が高ぶっているときに言葉をかけても届かない。
むしろ逆効果になることもある。

ケンカ中は安全だけ確保して、ほとぼりが冷めるのを待つ。
落ち着いてから、褒めてさらっと指摘する。

それだけで、子どもたちは自分で気づいて、自分で反省できる。

親がすべてを解決しなくていいんだな、と少し肩の荷が下りた気がしました。

同じように悩んでいるお父さん、お母さんに、少しでも届けばうれしいです。


うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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