朝ごはんの前、夕ごはんの前。わが家の長男(ADHD傾向)は、テレビゲームをしていることが多くて、そのたびに「やめる・やめない」のバトルが起きていました。今日は、そのバトルがぐっと減った2つの工夫と、うまくいかなかったことを、実体験で書いてみようと思います。
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毎日のように起きていた、食事前のバトル
うちは、朝起きて登園・登校前と、帰宅後の時間に、テレビゲームをすることが多いです。しかも、どちらも朝食前と夕食前が多い。食事の準備ができて、「さあ食べるよ」というタイミングで、すぐに食卓についてくれればいいのですが、ゲームの調子がのっているときや、対戦中になると、声をかけてもなかなか返事がありません。
最後までやりたい、もっとやりたい気持ちは、私も分かります。それでも、「今セーブしてるから、少し待って」「今対戦してるから、これだけやったら終わる」「聞こえました」と、一言だけでも返事をしてくれたら、こちらの話は聞こえていたんだな、と納得できるのです。
でも、夢中になりすぎて返事すらないと、私も何度も呼びかけてしまいます。すると子どものほうも、「聞こえてる!」「分かってる!」「今やろうとしてたのに!」と機嫌が悪くなる。この負のループが、よく起きていました。
うまくいかなかったこと
終了ぎりぎりに「今すぐやめて!」と伝える。ご飯ができたタイミングで、いきなり言っていたのですが、子どもたちは心の準備ができていない状態でやめることになるので、まったくうまくいきませんでした。
「1時間だけね」とルールを決める。時間でルールを作っても、1時間ぴったりですぱっと終えられることはなくて、結局なんとなく時間オーバーして、怒られながら終わる、ということが多かったです。
キッチンタイマーで時間を計る。うちは、もともと家にあったキッチンタイマーを使っていたのですが、数字でカウントダウンされても、残り時間の把握が難しいようでした。配分がうまくいかなくて、「もう終わっちゃった!これもする予定だったのに!」とがっかりしている様子を、何度か見ました。
効果があった工夫①:目で見て、残り時間が分かるタイマー
そこで、目で見て残り時間が把握しやすいタイマーに変えたところ、子どもたちなりに、ゲームの配分を考えやすくなって、効果的でした。数字を読んで頭の中で「あと何分」と計算しなくても、残りの量が一目で分かるのが大きいみたいです。
残り時間が色の面積で減っていく「タイムタイマー」という種類のものが、分かりやすくておすすめです。タイムタイマーが気になる方はこちら(国語の勉強でも使っています。その話はこちら)
効果があった工夫②:心理士さんに教わった「一旦、親にゲーム機を返す」
長男のWISC検査の結果を聞きに行ったとき、心理士さんに、この悩みを相談しました。(検査の結果と、教わった対策の全体はこちら)
教わったのは、こんな方法です。やめなきゃいけないタイミングで、一旦、親にゲーム機をその場で返す(セーブは後回しでOK)。そこで「一旦やめる」という行動ができれば、区切りがつくので、すぐに子どもに返しても、そのまま落ち着いてセーブして、ゲームを終えられるようになる、というものでした。
実際にやってみたら、とても効果的でした。なかなかやめないときに「早くやめなさい」と注意すると、終わる準備でセーブしていただけなのに、怒られて子どもの機嫌が悪くなる、ということがありました。それが、なくなったのです。
まとめ
ADHDの子がゲームをやめられないのは、わがままや、やる気の問題ではなくて、夢中になると切り替えが難しい、という特性のせいかもしれません。わが家では、「目で見て残り時間が分かるタイマー」と、「一旦、親にゲーム機を返す」の2つで、食事前のバトルがぐっと減りました。
同じ悩みを持つ方に、少しでも参考になればうれしいです。
うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。


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