ADHD長男のWISC結果。ワーキングメモリーと処理速度が低いと言われて、心理士さんに教わった対策

子育て

先日、長男(ADHD傾向・小学校高学年)のWISC(発達検査)の結果を聞いてきました。この検査は、長男自身が「受けたい」と言い出したものです(事前アンケートで大泣きしてしまった話も、以前書きました)。今日は、その結果と、心理士さんに教わった対策を書いてみようと思います。

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結果を聞いて、正直に思ったこと

全体の数値は、平均に対して低めでした。心理士さんからは、発達障害のグレーゾーンから、診断がつくかどうか、という状態だと言われました。

正直、少し残念な気持ちがありました。やっぱり、長男は困っていたんだな、と。ずっとグレーかなと思ってきたものの、「長男が困っている」と気づいたのが、次男のときより遅くなってしまいました。次男の対応ばかり優先していたかもしれない。もう少し長男のことを丁寧に見ていたら、もっと早く気づいてあげられたのかな、と反省しました。

結果の中身:得意と苦手がはっきり

WISCでは、「言語理解」「視空間」「流動性推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の5つの力に分かれて結果が出ます。長男の場合は、こんな結果でした。

得意分野は「視空間」で、こちらは平均より上の結果でした。一方、苦手分野は「ワーキングメモリー」と「処理速度」で、どちらも平均より非常に低い結果でした。また、ASD傾向はあまりみられず、ADHD(注意欠如・多動症)の傾向があると言われました。

WISCの結果の見方に迷ったときは、私が参考にした本も役に立ちました。次男の結果の記事はこちらです。

ワーキングメモリーが低いときの対策

ワーキングメモリーは、耳から入った情報を一時的に覚えて、使う力のことです。指示や説明を覚えるときは、短い文ごとに区切って覚えたり、こまかくメモを取っておいたりすると、覚えやすいとアドバイスをいただきました。

長男が国語の長文読解で苦労していたときに試した工夫も、この特性と関係があったのかもしれません。(下敷き・パーテーション・タイマーの3つの工夫はこちら)

処理速度が低いときの対策

処理速度は、単純な作業を、素早く正確にこなす力です。板書を写したり、メモを取ったりするときに必要な力なので、本人のペースに合わせてもらう配慮をしてもらえると望ましい、と言われました。「遅い」のは、やる気や努力の問題ではなくて、特性だと知っておくだけでも、見え方が変わります。

ゲームがやめられない悩みへの、具体的なアドバイス

最近の悩みは、ゲームの終了時間が守れないことでした。夢中になると、やめなきゃいけないことがやめられません。

これについては、こう教えてもらいました。中断できなかったら、時間が来たところで、一瞬でいいから、ママに渡す習慣をつける。渡したらすぐ返してもらってもよくて、その一瞬で切り替えができるから、とりあえず今やっていることをやめてみる。そして、そのあとやりたいなら、「次はいつできるから、今はやめようね」と、代替案を出して安心させてあげる、というものです。

これを聞いた長男は、「それいいかも」と納得していました。

作文や詩が苦しいときは、ツールに頼っていい

もうひとつ、作文や詩を書く課題で、自分の気持ちを順を追ってまとめていく作業が苦手で、苦しんでしまうことがあります。無理して自分を追い詰めるのではなく、家でやる課題なら、「こういうことを書きたいけど、組み立てるのを手伝ってほしい」と、AIに相談しながらやってみてはどうか、と提案されました。

今の時代は、便利なツールがたくさんあるから、使えるものは上手に使っていったらいい、というお話でした。それを聞いた長男は、「それならできそう」と、ほっとした顔になりました。

結果は、本人と一緒に聞いてよかった

今回は、長男本人の希望で、結果を包み隠さず、本人と一緒に聞きました。

長男は、自分のことを客観的に判断してもらえて、「うんうん、自分ってそういうところあるな」と、何度もうなずいていました。一つ一つの項目で苦手な部分を教えてもらい、それに納得して、対策まで聞けたので、「とても参考になったし、安心した」と感想を言っていました。自分自身を知って、向き合って、これから上手に付き合っていくヒントをもらう、大きなチャンスととらえたようです。

もし、結果を子どもと一緒に聞くかどうか迷っている方がいたら、個人的には、とてもおすすめです。もちろん、子どもの年齢や性格、本人の希望によるので、無理のない形で。(子ども本人に特性を伝えたときの話は、こちらに書いています。)

まとめ

長男のWISCの結果は、得意と苦手がはっきりしていました。結果を聞いたときは少し残念な気持ちもありましたが、困っていた理由が分かって、具体的な対策までもらえたことで、本人も私も、前を向けた気がします。

同じように、お子さんの検査結果に向き合っている方に、少しでも参考になればうれしいです。

うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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