ADHDの長男、国語の長文読解が苦手だった。下敷き・パーテーション・タイマーで克服した3つの工夫

子育て

長男(ADHD)が小学1年生の頃、国語の長文読解と、算数の文章題がとても苦手でした。今日は、そこから見えてきたことと、わが家で試した3つの工夫について書いてみようと思います。

「文章が頭に思い描けない」という苦手さ

長男は、長い文章を読んでいると、途中でどこを読んでいるか分からなくなってしまい、行を飛ばして読んでしまうことがありました。集中が続かず、話の内容が頭に入ってこない。物語を読んでも、その情景が思い浮かばず、話を想像できていない様子でした。算数の文章題も同じで、問題文を読んでいる途中で内容が頭から抜けてしまうようでした。

学習障害(LD)を疑って検査を受けたこともありましたが、結果は学習障害ではありませんでした。それなら、注意力が散漫になってしまう部分さえカバーできれば、苦手を克服できるのではないか。そう考えて、いろいろな工夫を試してみることにしました。

工夫1:読んでいる行だけが見える、無地の下敷き

1つ目は、絵の描いていない真っ白(または真っ黒)の下敷きを使うことです。今読んでいる行のところだけが見えるように、下敷きを少しずつずらしながら読んでいくと、どこを読んでいたか分からなくなることが、ぐっと減りました。

この下敷きは、テストのときにも使えるよう、あらかじめ担任の先生に相談して、持ち込みの許可をもらいました。学校での配慮をお願いするときは、家庭でどんな工夫が効果的だったかを具体的に伝えると、話がスムーズに進みやすいと感じています。

あとから知ったのですが、この「読んでいる行だけを見せる」道具は、「リーディングトラッカー」「スリット定規」という名前で市販もされているそうです。手作りの下敷きでも十分効果はありましたが、市販品も気になる方はチェックしてみてください。

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工夫2:視界を遮る、卓上パーテーション

わが家は、自分の部屋ではなくリビングで学習する「リビング学習」をしています。ただ、リビングだと人や物の気配が視界に入りやすく、それだけで気が散って勉強に集中できなくなってしまうことがありました。

そこで、机の上に置いて三方を囲える、簡易的な卓上パーテーションを使うようにしました。視界に余計な情報が入らなくなるだけで、驚くほど集中力が続くようになりました。

卓上パーテーションが気になる方はこちら

工夫3:見える化タイマーと、短時間で区切る時間割

3つ目は、タイマーを使って、あとどれくらいやればいいか、あとどれくらいの時間で暗記すればいいかを、目で見える形にすることです。

長男は飽きっぽい性格でもあるので、長時間だらだらと同じことを勉強し続けるのは苦手です。そのため、時間を計って、なるべく短い時間でいろいろな科目を切り替えながら勉強できるように、家庭学習の時間割そのものを工夫しました。同じことを続けなくていい、という仕組みにしたことで、集中が続く時間の中でしっかり取り組めるようになりました。

見える化タイマーは、「タイムタイマー」という名前で市販されている、残り時間が色の面積で減っていくタイプのものが分かりやすくておすすめです。

タイムタイマーが気になる方はこちら

成績が上がり、自分なりの工夫まで生まれた

これらの工夫を続けた結果、長男の成績は格段に上がりました。今では長男自身が、キーワードになりそうな言葉に〇をつけて目立たせながら読んだり、線を引きながら問題を読んだりと、自分なりの工夫を編み出すまでになっています。

何より嬉しかったのは、「自分は勉強ができない」と思い込んでいた長男が、「できないんじゃなくて、自分に合った勉強のやり方を知らなかっただけなんだ」と気づいたことです。そこから、長男の自己肯定感が上がっていくのが分かりました。

最近の学校は、こうした相談をすると柔軟に対応してくれることが多いと感じています。困りごとを一緒に解消しようとしてくれる先生も増えているので、もし同じように下敷きを使ってテストを受けたいというお子さんがいたら、ぜひ一度、担任の先生に相談してみてほしいなと思います。

以前書いた、集団だと集中できない長男がこどもちゃれんじで自信を取り戻した話も、あわせて読んでいただけたらうれしいです。

こどもちゃれんじ記事はこちら

まとめ

学習障害ではなくても、注意力の続きにくさが、読解や文章題の苦手さにつながっていることがあります。下敷き、パーテーション、タイマー。どれも特別な道具ではなく、ちょっとした工夫です。同じように読解や文章題でつまずいているお子さんがいたら、参考にしていただけたらうれしいです。

同じように悩む方に届けばうれしいです。

うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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