これまで何度か偏食っ子の次男(ASD・6歳)について書いてきましたが、「結局、偏食っていつまで続くんですか?」と聞かれることがよくあります。今日は、正直なところを書いてみようと思います。
結論から言うと、まだまだ大変な段階
先に結論を言ってしまうと、次男の偏食は今もまだまだ大変です。「治った」と言えるような状態では全くありません。食べられるものは増えてきましたが(この夏の記録にも書いた通りです)、それでも一般的な6歳の子と比べると、食べられるものはずっと少ないと思います。
でも、確実に変わったこと-「理解して納得する」ができるようになった
1つだけ、はっきりと変わったことがあります。それは、説明をちゃんと聞いて、理解できるようになったことです。
「野菜や果物を食べないと、ビタミンっていう栄養が足りなくなっちゃう。お肉やお魚を食べないと、タンパク質っていう栄養が足りなくなって、体が弱くなったりボロボロになって病気になっちゃうこともあるんだよ。だからいろんな種類のものをまんべんなく食べないといけないんだよ」
なぜそれを食べないといけないのか、食べないとどんなリスクがあるのかを、こんなふうに具体的に話すと、理解して納得して食べてくれることが増えてきました。
実は、小児科の先生から「もしかしたら、大きくなって話が聞けるようになったら食べてくれるかもしれませんよ」と言われたことがあります。当時の私は、正直そんなこと信じられませんでした。でも6歳になった今、こちらの説明がかなり理解できるようになっていて、「実際にそうなんだ…」と言って、一口食べてみることが何度もありました。そして、口に合ったものは、そのまま食べられるようになったりしています。先生の言葉は、本当だったんだなと思います。
周りの目を気にする年頃になったことも、大きな理由
もう1つ、変化を後押ししているのが「周りの目」です。給食でみんなが食べているものに興味がわいたり、自分だけ食べられないことが悔しかったり恥ずかしかったりする気持ちが出てきたようで、給食で食べられるものも少しずつ出てきています。
自分から「今度〇〇が食べられるようになってみたいな」と言ってくることも増えました。理解力が伸びたことと、周りと自分を比べられるようになったこと。この2つが重なって、次男の中で「食べてみよう」という気持ちが少しずつ育ってきたんだと感じています。
鉄は熱いうちに打て-心変わりとの戦い
ここで1つ、大事な工夫があります。次男が「食べてみたい」「挑戦してみたい」「味見してみたい」と言ったら、できればその日のうちに用意して、すぐチャレンジさせるようにしていることです。
というのも、次男は心変わりすることがとても多いんです。「今度挑戦させよう」と思って、材料を揃えて1週間後に食卓に出したら、「やっぱり食べられない」「食べたくない」とおじけづいてしまったことが何度もありました。せっかくの「食べてみたい」という気持ちの熱が冷めないうちに動かないと、そのチャンスは簡単に逃げていってしまうんです。だから今は、次男の口からその言葉が出たら、鉄は熱いうちに打て、の精神ですぐ動くようにしています。
結局、何歳まで続くの?
正直、はっきりとした答えは分かりません。次男の場合、1歳の頃は白米と牛乳しか食べられませんでした。それから5年かけて、少しずつ食べられるものを増やしてきました(このあたりの経緯はこちらの記事にも書きました)。6歳になった今、ようやく「理解して食べる」という新しい扉が開いた感覚があります。
「何歳になったら治る」というものではなく、「その子の理解力が伸びるタイミングで、少しずつ変わっていくもの」なんだろうな、というのが、今の私の実感です。焦らず、その子のペースを待つしかないのかもしれません。
まとめ
次男の偏食は、まだまだ大変です。でも、理解して納得すれば食べてみようと思えること、周りと自分を比べて悔しいと思えること。どちらも、1歳の頃には見られなかった成長です。
「うちの子の偏食、いつまで続くんだろう」と不安になっている方に、うちの場合はこうだったよ、という記録として届けばうれしいです。
うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。


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