大人のADHD、夫の忘れ物が多すぎる。傘は何本なくしたか分かりません

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うちの夫は、ADHD+ASDです。

結婚してから気づいたこと。それは——夫、とにかく忘れ物が多い。

今日は、大人(夫)のADHDの「忘れ物・なくしもの」について、わが家のリアルを書こうと思います。

「うちの夫(妻)も同じ…」と思っている方に、少しでも届けばうれしいです。


毎朝、出かける直前に「あれがない、これがない」

夫はほぼ毎日、出かける直前になって慌てています。

「あれがない」「これがない」と、バタバタと支度をする。

前日に用意しておけばいいのに——と何度思ったことか。
本人も「そのほうがいい」と分かってはいるんです。でも、どうしてもやる気が起きなくて、準備ができないんだそうです。

忘れるのは、スマホ、水筒、ハンカチ。普段使うものほど、しょっちゅう忘れる。
時には財布を忘れて出かけたり、会社に置き忘れたり。

そして傘。
持っていくのも、持って帰るのも、必ずと言っていいほど忘れます。
今まで何本の傘をなくして、何本のビニール傘を買ったか、もう分かりません。


極めつけは「仕事に絶対必要なもの」も忘れる

プライベートの忘れ物なら、まあ、本人が困るだけ。

でも困るのは、仕事に必ず必要な、これがないと何もできない重要なものまで忘れていくこと。

職場に何度届けに行ったか、数えきれません。

プライベートの忘れ物は本人が困るだけだけど、仕事でこれが出ると、多くの人に迷惑がかかってしまう。ここが、本当に悩ましいところです。


家族総出の「捜索」が日常茶飯事

忘れ物だけじゃありません。なくしものも多い。

眼鏡やスマホを、あちこちに置きっぱなしにする。
置いた場所を忘れて、別の部屋に行って、別のことを始めてしまう。

その結果、「眼鏡どこ!?」「スマホがない!」と、家族みんなで捜索するのが日常です。

そして不思議なことに——本人は絶対に見つけられない。

最終的に見つけるのは、たいてい私です。
「夫ならここに行きそう」と見当をつけて探すと、だいたい見つかる。

なぜ本人は見つけられないのか、いまだに謎です。ちゃんと目、見えてるのかな…?と思うほど。


ADHDの子も、探し物が苦手

実は、ADHDの長男も、探し物がとても苦手です。
目の前にあるのに、全然見つけられないことがほとんど。

夫と息子を見ていて思うんです。

ADHDの人は、情報が多いと探すのに苦労するのかな?

視界にいろんなものが入ってくると、目的のものに焦点を合わせるのが難しいのかもしれない。
だとしたら、もっとすっきりした部屋にしたら、改善するのかな…?なんて考えたりします。


「しかかりの作業」だらけになる理由

夫が以前の職場で経験した、ちょっと怖い話があります。

ある仕事をしている最中に、別の仕事を思い出す。
そっちが気になって、別の仕事を始める。
すると、また別の場所から声がかかって、移動する。
移動した先で相談されて、また違う仕事を始める……。

気づけば、あちこちに「やりかけの作業」の痕跡を残しながら歩いていて、全部が中途半端。そして、全部忘れていた。

これ、ADHDの特性をすごくよく表していると思います。

ADHDの人は注意が散漫で、意識が他のことに向きやすい。
今やっていること以外に気になることができると、そちらに気を取られて、もともとやっていたことがおろそかになりやすい。

だから、あちこちに眼鏡やスマホを置きっぱなしにして、忘れて出ていくんですね。


今の対策と、正直な気持ち

対策として、部屋は片づけるようにしました。
でも、限界もあって、正直いまはお手上げ状態です。

今のところは、私がすぐに忘れ物に気づくし、なくしものもすぐ見つけるので、なんとかカバーして過ごせています。

でも——ずっとこのままなのも、しんどいなあ、というのが本音です。

私がいないと回らない、という状態は、私の負担でもあるから。
(夫との暮らしで私自身がしんどくなったときの話は、こちらの記事に書いています。)


まとめ:責めても直らない。でも、仕組みでカバーはできる

ADHDの忘れ物・なくしものは、気合いや根性で直るものではありません。
「ちゃんとして!」と責めても、本人が一番困っているし、変わらない。

だからこそ、仕組みでカバーするしかないんだと思っています。
(夫に「察してもらう」のが難しい理由は、こちらの記事にも書いています。)

置き場所を決める、持ち物を減らす、前日にチェックする仕組みを作る——
わが家もまだ試行錯誤の途中ですが、少しずつ「責める」より「仕組み化」へ、シフトしているところです。

同じように、パートナーや自分自身のADHDと向き合っている方に、少しでも届けばうれしいです。
「うちだけじゃないんだ」と思えるだけで、少し肩の力が抜けますように。

(夫の生きづらさや、服薬のことはこちらの記事に書いています。)


うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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