ASDとADHDが両方ある夫はどんな感じ?併存のリアルと、意外なすごさ

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うちの夫は、ASDとADHD、両方の特性を持っています。

「ASDとADHDって、両方あるとどうなるの?」
「併存するとどんな感じ?」

そう思って検索する方もいるかもしれません。今日は、わが家の夫を見ていて感じる「ASD・ADHD併存のリアル」を書こうと思います。

大変なこともあるけれど、正直、すごいところもたくさんあるんです。


ADHDの面:気が散る、置きっぱなし、そして…誰とでも仲良くなる

(夫の忘れ物のすごさについては、こちらの記事で詳しく書いています。)

夫のADHDの面は、こんなふうに出ています。

  • 忘れ物が多い
  • 気が散りやすい
  • やりっぱなし、置きっぱなし

ここまでは「ADHDあるある」ですよね。
でも、うちの夫の場合、もうひとつ面白い特徴があります。

興味がある相手には、知らない人でもすぐ話しかける。

服に興味がある時期は、かっこいい靴を履いている人に「どこで買ったんですか?」と声をかける。
車にハマっていた時期は、コンビニで自分と同じ車をカスタムしている人を見つけると話しかける。
最近は植物が大好きなので、素敵なガーデニングのお宅を見かけると、その家の方に話しかける。

その結果——いつの間にかご近所の奥様方と仲良くなって、LINE交換までして友達になっているんです。

私ですら、ご近所付き合いはほとんどないのに。
夫はどんどん輪を広げて、顔が広くなっていく。見ていて笑えます。

この「フットワークの軽さ」「物おじしない感じ」は、ADHDの特性のいい面なのかもしれません。


ASDの面:とことんこだわる、そして「本物」を求める

一方、ASDの面はこう出ています。

  • 正しさへのこだわりが強い
  • 察するのが苦手
  • 好きなことには、とことんこだわって、中途半端で終わらせない

特にこの「とことんこだわる」がすごい。
好きなことにのめり込むと、「その道のプロですか?」と間違われるくらい詳しくなるんです。

ただ、ここでちょっとヒヤヒヤすることも。

夫は、プロに対して「素人とは思えない質問」をあえて投げかけて、相手を試すようなことをするんです。
こちらとしては「やめて〜」と内心ドキドキ。

夫いわく、「プロだから知ってると思って聞いたのに、知らないのに知ってるふりして答えてくる人が多くて、許せない」。

これ、夫と一緒にいて気づいたことなんですが——確かに、意外と適当に答える人や、知ったかぶりをする人って多いんですよね。本物のプロって、意外と少ない。

夫はそのたびに、「本当のことを知ってる人から聞けなかった。誰に聞いたら本当のことを教えてくれるんだ」と、怒りや悲しみを抱えています。

その純粋すぎる「本物を求める気持ち」は、生きづらさでもあるけれど、誠実さの裏返しなんだろうなと思います。


両方あると、ここがややこしい

ASDとADHDが組み合わさると、ちょっと複雑な現象が起きます。

①フットワークは軽いのに、のめり込みすぎてやめられない

興味のあることには、すぐ動ける(ADHD)。
でも、やり始めると、とことんやりたくて、適度なところでやめられない(ASD)。

②「やりたいこと」と「できること」のギャップで苦しむ

あれもこれもやりたい。でも、やるならとことんやりたい。でも、時間がない。
このギャップが大きいと、せっかく楽しかったことが、だんだん辛くなってきてしまうこともあるようです。

③興味の対象が、ある日突然なくなる

あんなに夢中だったのに、ある日パタッと興味がなくなる。
そして、興味がなくなると、そのことに一切関心を持たなくなる。

これ、地味に困ります。
今、夫は植物に夢中なんですが……もし植物への興味がなくなったら、仕事もピンチだし、庭も荒れ果てる。
だから私は密かに「どうか、ずっと好きでいてね」と願っています(笑)。


それでも、夫のすごいところ

ここまで「大変」な面も書きましたが、正直に言います。

夫のすごさには、毎回、感動させられるんです。

好きなことには100%の力を発揮して、ちゃんと結果を残す。
ものすごい集中力と、センスと、執着で、「ここまで素人がやれるの?」と驚くようなものを生み出す。

私は、夫から生み出されるいろいろなものに、毎回心を打たれます。

そして思うんです。
「好き」というただそれだけで、人はここまでできるんだ、と。

その姿を見ていると、私まで勇気がわいてくる。

特性は、大変さでもあるけれど、同時に、その人だけの「武器」でもあるんですよね。


まとめ:併存は大変。でも、それが夫という人

ASDとADHD、両方あると、確かにややこしいことは多いです。
矛盾するように見える特性が同居していて、本人も周りも振り回される。

でも、それを全部ひっくるめて、夫という人なんだなと思います。

誰とでも仲良くなれるフットワーク。
本物を求める誠実さ。
好きなことへの、まっすぐすぎる情熱。

大変さの裏には、必ずその人の魅力がある。
併存の特性と暮らしていて、私はそう感じています。

(夫の服薬や生きづらさについては、こちらの記事に詳しく書いています。)

同じように、パートナーや自分自身のASD・ADHDと向き合っている方に、少しでも届けばうれしいです。


うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。

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