うちの次男(ASD・6歳、年長)は、来年小学校に入学します。
そのために、今、就学準備を進めています。
今日は、次男が受けたWISC検査のこと、そして就学までのスケジュールを知って、私が「退職するしかない」と決意した経緯を書きます。
同じように、就学準備を控えているお子さんがいる方に、少しでも参考になればうれしいです。
WISC検査を受けたきっかけ
次男は、幼稚園に入ってからしばらくは、特に困りごとなく過ごせていました。
集団での行事や遊びも問題なくできていて、先生から「困っていることはありませんよ」と言われていたくらいです。
でも、私が働き始めた、ちょうど1年前あたりから、目に見えて不安定になっていきました。
問題なくできていた集団行動が、できなくなってきた。
家では、2〜3歳のころの癇癪が戻ってきたかのように、毎日「幼稚園に行きたくない」「習い事が嫌だ」と、手がつけられない状態に。
これは、小学校になったら大変だ、と焦りました。
小学校は、自分の足で、自分の意思で毎日通わなくてはいけない。今のこの状態で、登校拒否になるんじゃないか、と本当に心配になったんです。
さらに、友達との関わりも、どんどん狭くなっていました。
自分から話しかけたり、輪の中に入っていくことが難しくなっていて、本人もそれに悩んでいる様子でした。
これはもう、支援が必要なのかもしれない。
改めて次男の状態をきちんと把握したくて、そして就学前相談の材料にするために、WISC検査を受けることにしました。
WISC検査って、どんな検査?
WISC(ウィスク)検査は、5歳〜16歳11か月の子どもを対象にした知能検査です。
「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」など、いくつかの領域ごとに発達のバランスを見るもので、就学相談や支援級の判断の際に、重要な資料として使われます。
次男の検査では、カウンセラーの先生と次男が一対一で、個室で1時間ほど、質問やお絵描きなどをして行われました。
その間、私は別室でアンケートに回答。困りごとについて、2〜3歳のころと現在とで、それぞれどうかを数字で記入するものでした。
その後、次男には席を外してもらって、私とカウンセラーの先生とで、アンケートの内容に語弊がないか確認する時間もありました。
「絵を描くのが苦手ですか?」という質問
検査の中で、カウンセラーの先生に、こう聞かれました。
「次男くん、絵を描くのは苦手ですか?」
正直、驚きました。次男は絵が大好きで、得意なはずなのに。
理由を聞くと、「お題を出して『〇〇描いて』と言うと、描けないと言われたので」とのこと。
それを聞いて、納得しました。
次男は、正しく描かないと気が済まなくて、いつも見本を見て描いているんです。見本がないものは、本人にとって難しいのだと思います。
塗り絵をするときも、「好きな色で塗っていいよ」と言っても、「絶対にやだ、見本が見たい」と言います。
次男の絵はとても緻密で上手なのですが、想像したり応用したりするのは、苦手なようです。
WISC検査の結果は、来週末に出る予定です。
「秋には決まる」というタイトなスケジュール
先日、園から就学前相談会のチラシをもらって、初めて知ったことがあります。
就学先は、秋(10〜11月ごろ)には、もう決まってしまう。
もらった資料によると、大まかな流れはこうです(自治体によって多少違いはあると思いますが、参考までに):
- **4〜8月**:学校見学・体験、教育相談(何度でも行っていい)
- **7〜8月**:市の就学相談会
- **9月**:学校に保護者の意向を伝える、就学時健康診断
- **10〜11月**:さらに見学・体験を重ねながら、就学支援委員会が、本人・保護者の意向、障がいの種類・程度、発達検査の結果、医師の診断、集団での様子などを踏まえて、総合的に判断
- **11月**:学校を通じて、保護者に結果が通知される
- **1月**:入学説明会
- **4月**:入学
つまり、今(7月)から動き出しても、もう決して余裕のあるスケジュールではないんです。
正直、こんなに早く決まるとは思っていませんでした。
そして、こんなに焦って知ったということは、忙しくて情報を見落としている人が、他にもいるんじゃないかと心配になりました。
支援級に進むか、迷っている
行く予定の小学校の支援級は、精神と身体でクラスが分かれていて、1クラスに先生が2名体制。周りの小学校よりは手厚いようです。
先輩ママ友からは、いろんな声を聞きました。
「支援級に入ったら、だんだん落ち着いてきて、通常級と支援級を教科によって使い分けて、過ごしやすくなった」という声もあれば、
「支援級で、同じ特性の子とぶつかり合ってしまって、トラブルが絶えなかった」という声もありました。
小学校によって、先生の支援体制にはかなり差があるそうです。だから、見学は必須だと療育の先生に言われました。
正直、今もかなり迷っています。実際にどんな環境で、我が子がどう過ごせそうか。しっかり見極めるために、見学と相談を重ねていくつもりです。
また、小学校まで自分の足と意思で毎日歩いて通うのも、次男にとってはハードルが高いこと。秋ごろから、長男の通学班のあとをこっそりついて行って、通学の練習を始めようかと考えています。
このスケジュールを知って、退職を決めた
正直な話をします。
このスケジュールを知ったとき、強い焦りを感じました。
学校見学、教育相談、就学相談会、療育の先生との打ち合わせ——これらは、ほとんど平日に行われます。
仕事を続けたまま、この全部に対応するのは、正直、現実的ではありませんでした。
そして何より、今、次男も私自身も、不安定な状態が続いている。この状態のまま突っ走るのは、次男にとっても、私にとっても危険だと感じました。
仕事は、もちろん大事です。
でも、次男の今後の人生を左右する、大事な時期。
一旦、生活を立て直すために、退職を決めました。
まとめ:情報は、自分から取りに行かないと来ない
今回、一番強く思ったのは、「就学準備の情報は、自分から取りに行かないと、気づかないまま時間が過ぎてしまう」ということです。
たまたま園でチラシをもらえたから、私はこのスケジュールを知ることができました。
でも、日々の忙しさに追われていたら、見落としていたかもしれません。
もしこれを読んでいる方の中に、「うちの子も、発達に特性があるかも」「就学のこと、まだ何も動いていない」という方がいたら、一度、お住まいの自治体の就学相談窓口に、問い合わせてみることをお勧めします。
思っているより、準備のタイムラインは早く進みます。
次男の結果が出たら、また続きを書こうと思います。
同じように就学準備を進めている方に、少しでも参考になればうれしいです。
うちの凸凹家族、今日もなんとかなってます。


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