「ママずるい!」
次男が、本気で怒っていました。
家族旅行で遊園地に行ったときのことです。
長男、次男、私の3人で、二人乗りのアトラクションで競争をしました。
私も大人げないけど、本気を出した方が面白いし、自分も楽しみたかったので、本気を出しました。
手漕ぎトロッコで後ろから子供たちを追いかけて、追いついちゃったり。
椅子に座ったままロープを引っ張って高く登るアトラクションで、時間内にたくさん上り下りした方が勝ちというルールで、ママの勝ちになっちゃったり。
正々堂々と勝負したのに、次男は「ママずるい!」って本気で怒りました。
そして、30分間、癇癪が続きました。
今日は、負けることが許せないASDの子への対応について書きます。
次男の「負けるのが許せない」特性
次男は、普段から負けるのが嫌いです。
ゲームで負けると癇癪
スイッチなどのゲームでも、負けると癇癪を起こします。
機嫌がいいときは「負けちゃった!」で済むこともありますが、ほとんどありません。
じゃんけんで負けると文句
じゃんけん大会など、何か特別なものがかかっているときに負けると、ちょっと文句を言います。
かけっこで負けると不機嫌
泣きはしませんが、面白くなさそうに「なんで!」って言います。
「ずるい」をよく使う
次男は、「ずるい」という言葉をよく使います。
自分が思い通りにならないとき
「ずるい」
ルールを守ってるのに
「ずるい」
正々堂々と勝負したのに、「ずるい」って言われました。
なぜ「ずるい」って言うのか?
私が考える理由は、こうです。
① 完璧主義で真面目
次男は、完璧主義で真面目な性格です。
② 予想と違うことが許せない
「ママは手加減してくれるだろう」
そう予想していたのに、私が本気を出した。
予想と違ったから、許せなかった。
③ 自分がハンデを負ってると思っている
これが一番大きいかもしれません。
「自分は子供で小さい」 「ママは大人で大きい」 「自分はまだ慣れてない」 「ママは大人だから強い」
だから、ママが本気を出すのは「ずるい」。
子供の自分にはハンデがあるのに、大人のママが本気を出すなんて、フェアじゃない。
そう思ったのかもしれません。
長男との違い
次男は、本気で怒って30分癇癪が続きました。
でも、長男は「ママ強い~」って笑っていました。
兄弟でも性質が違うと、感じ方も全然違う。
同じ状況でも、次男は怒って、長男は笑う。
発達障害の子でも、一人ひとり全然違うんだなと改めて感じました。
遊園地での対応
私がやったこと
① 「ママが勝ったの」って伝えた
ごまかさずに、事実を伝えました。
② 癇癪が収まるまで待った
30分かかりました。
やらなかったこと
「次は手加減するね」って言わなかった
手加減してほしいのかどうか、分からなかったからです。
次は「次はハンデほしい?」って聞いてみようと思います。
療育で教わったこと
「負けることが許せない」「勝ちにこだわる」について、療育でこう教わりました。
「勝っても負けてもいいんだよ。楽しく一緒にやることが大事なんだよ。」
でも、それを次男に伝えても、すぐには理解できません。
何度も何度も伝え続けることが大事だと思っています。
社会に出たらもっと増える
勝ち負けにこだわる場面は、これから社会でたくさん出てきます。
- 学校のテスト
- 運動会
- 部活
- 受験
- 就職
どう対応していけばいいのか?
正直、まだ私も答えは出ていません。
でも、今できることを少しずつやっていこうと思っています。
私が考える対処法
① 事前に伝える
「これから競争するけど、ママも本気出すよ。ママが勝つかもしれないけど、いい?」
事前に伝えることで、心の準備ができるかもしれません。
② ハンデをつけるか確認する
「ハンデほしい?」
次男がどう思っているのか、確認してみる。
もしかしたら、「ハンデがほしい」って言うかもしれない。
それとも、「ハンデなしで勝ちたい」って言うかもしれない。
聞いてみないと分かりません。
③ 負けた後のフォロー
「負けちゃったね。でも一緒に遊べて楽しかったよ」
勝ち負けじゃなくて、一緒に遊べたことが楽しかったって伝える。
④ 「勝っても負けてもいい」を伝え続ける
療育で教わった言葉を、何度も何度も伝える。
すぐには理解できなくても、いつか理解できる日が来ると信じています。
同じように悩んでいる人へ
ASDの子が「ママずるい」と本気で怒る。
負けることが許せない。
勝ちにこだわる。
同じように悩んでいる人へ。
正解は、まだ分かりません。
でも、少しずつ、できることをやっていきましょう。
事前に伝える、ハンデを確認する、負けた後のフォロー、「勝っても負けてもいい」を伝え続ける。
一緒に、前に進みましょう。
まとめ
ASDの子が「ママずるい」と本気で怒った。
負けることが許せない6歳息子。
遊園地で私が本気を出して勝ったら、30分癇癪が続いた。
「ずるい」って言うのは、自分がハンデを負ってると思ってるから?
長男は笑ってたけど、次男は本気で怒ってた。
兄弟でも性質が違うと、感じ方も全然違う。
これから社会で、勝ち負けにこだわる場面はもっと増える。
対処法:
- 事前に伝える
- ハンデを確認する
- 負けた後のフォロー
- 「勝っても負けてもいい」を伝え続ける
正解はまだ分からないけど、少しずつできることをやっていこう。
同じように悩んでいる人へ。
一緒に、前に進みましょう。

コメント